本日は、レッドウィングの定番、クラッシックワークブーツモックトゥです。
履き込むほどに魅力と愛着が湧くブーツなので見ただけで履いている人のブーツ
へのこだわりが分かります。
今回の依頼者のブーツはポツポツとバンプにシミが見えますが革の雰囲気も良
くて上手に履かれていていると方と分かります。
クリーニングが必要なほどブーツの汚れやシミはないと思うのですが、「濃い
茶色のシミが気になるのと今後シミが増える気がして一度クリーニングをして
欲しい」とのご要望です。
レッドウィングモックトゥ染み抜きクリーニングbefoer
レッドウィングのクリーニング相談の多くは長い間履かないで黒カビが出来て
しまったとか履き込んで随分汚れてしまった。
スエードブーツであれば左右の色の違いを色修正などが多い相談です。
汚れているブーツの場合は、当然ですが洗ってキレイに仕上がるのことは経験上
はっきり分かります。
ご依頼者のように普段から大事にキレイにして履かれているブーツの場合は、汚
れているブーツと同じ洗い方をすると逆にブーツにシミが出来る可能性があります。
お預かりした時の状態より悪くなってはクリーニングした意味がありません。
作業は常に緊張感を持って行っておりますが、買って間もない新しいレッドウィン
グや手入れをしてエイジングを楽しみながらキレイに長く履き込んでいるレッドウ
ィングの場合は特に仕上がるまで気が抜けない緊張した作業になります。
モックトゥ糸やウェルトステッチ糸の汚れをキレイに落とすのも私のクリーニング
のこだわりです。
レッドウィングモックトゥ染み抜きクリーニングafter
たくさんのレッドウィングを見てきましたが革質や汚れ方もそれぞれ違いにあっ
て同じ状態のブーツはありません。
お預かりしたブーツの状態を良く観察して最善の洗い方はどれかを考えながら常に
洗い方を変えています。
ちなみに私はの場合は、経年変化を楽しむ余裕もなくガッツリ履き込んむしまうタ
イプです。