グッチバンブースエードバック接着剤とカビの染み抜き

このエントリーをはてなブックマークに追加

グッチGUCCIスエードバッグの接着剤の除去とカビ処理クリーニングの事例

 革製品修理のお店からの依頼になります。
「保管中にバンブーハンドルの 変形が原因でバックが立たなくなってしまった。」と言うことでバックが自立するように 取っ手の位置を変えたもののようです。

 
GUCCI グッチバンブーバック は私も好きなブランドです。
バンブーハンドルは天然素材の竹に焼き目を入れて節模様を浮き立たせ漆で仕上げたもので竹の太さや柄に同じものがないオンリーワンが良いですね。
ちなみにハンドルに使われている竹は日本の竹と聞いています。

 写真を見て頂けば分かりますが、グッチスエードバックのバンブー取っ手の位置の付け変えによって元の位置の 古い接着剤が白く残っている のが分かります。

スエードバック古い 接着剤を取落とします

 スエードに接着剤が深くシミ込んでいるのでこのままピンセットで取っていくと接着剤がついたスエードも抜けてしまいスエードの毛羽立ちがなくなってスエードの質感が損なわれてしまいす。

白く固まった古い接着剤を溶かして柔らかくして接着剤の除去に成功!

 バックの後ろ側の写真を撮り忘れてしまいました。  (–,)

 グッチスエードバックのカビ処理クリーニング

 グッチスエードバック全体に発生していたカビを クリーニングで 殺菌処理して最後にスエードバックに栄養を与え艶を出して仕上がています。

 作業後のスエードバック全体の写真を撮ったと思ってましたが、接着剤除去後の裏面やバック全体のカビの写真を撮るのを忘れていたようです。  (–,)
before&afterの比較写真が少ないのですが上手く伝われば幸いです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です