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レッドウィング スエードブーツのオイル汚れとスレを修復|全国対応のクリーニング実例
レッドウィングを愛用されている方なら誰しも、履きジワや傷さえも“味”として楽しんでいることでしょう。
しかし、スエード素材のブーツにいつの間にかできた黒ずみのようなスレ跡や、染み込んでしまったオイル汚れは、いくらエイジングと言っても気になるものです。
今回ご依頼いただいたのは、長年愛用されているレッドウィングのスエードブーツ。
バイクのクラッチ操作による内側のスレ汚れと、エンジンまわりから付着したとみられるオイルのシミが目立つ状態でした。お客様からは、
「これからも大切に履きたいので、少しでもキレイにしたい」
というご要望をいただきました。
before 全体的にオイルのシミが目立ちます。
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スレによる黒ずみの修正
スエード地の毛並みを整え、摩擦で潰れた箇所に対して丁寧な補色と毛起こし処理を実施。
オイル染みの除去
スエードに適した薬剤を使い、繊維を傷めないよう慎重に染み抜き。時間をかけて汚れを浮かせ、目立たなくしました。
仕上げ処理
全体のバランスを整え、風合いを損なわないように仕上げ。オリジナルの雰囲気を保ちつつ、清潔感のある印象に。
職人からの一言
レッドウィングのスエードブーツにできたスレやオイル染み――。
それは「履いてきた証」でもありますが、放っておくと見た目や風合いを損ねてしまいます。
スエードはデリケートな素材だからこそ、自己流での手入れが難しく、「触るのが怖い」「どうすればいいか分からない」という方も多いのではないでしょうか。
当店では、素材の特徴やダメージの状態に合わせて、一点一点丁寧に処置を行っています。
今回のような「クラッチによるスレ」「オイル汚れ」のように、他店で断られたご相談も数多く承っております。
全国から宅配でのご依頼をお受けしておりますので、遠方の方もどうぞご安心ください。
レッドウィングをこれからも長く履き続けたいという方のために、職人が全力でサポートいたします。

大切なドレスの裾に汚れが…専門職人による染み抜きで美しく再生しました
パーティーや結婚式、記念日の撮影など、特別な場面を彩る大切なドレス。
けれど華やかに着こなす一方で、裾を引きずってしまったり、床の汚れを吸い込んでしまったりと、どうしても汚れがつきやすい衣類でもあります。
今回ご依頼いただいたのは、裾を踏んだことによって黒ずみや土汚れが目立ってしまったドレスのクリーニング・染み抜きです。
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繊細な素材と装飾が多いドレスの場合、市販の洗剤や一般的なクリーニングでは対応が難しく、かえって生地を傷めてしまうことも。
汚れの種類、ドレスの素材、装飾の状態をひとつひとつ丁寧に見極め、熟練の職人が手作業で汚れを落とすことで、また気持ちよく着られる状態へと蘇らせました。
職人からの一言
ドレスは特別な場面で着用する、大切な一着。
しかしその美しさゆえに、裾を引きずったり、床の汚れを吸い込んでしまったりと、気づかぬうちに汚れが蓄積されてしまうことも少なくありません。
今回ご紹介した事例のように、裾の黒ずみや床からの汚れも、素材や装飾に合わせた丁寧な処置で見違えるほど美しく蘇らせることが可能です。
デリケートなドレスほど、ご自身での対応や通常のクリーニングでは落としきれず、逆に生地を傷めてしまうこともあります。
だからこそ、専門の技術と経験を持つ職人にお任せください。
「もう着られないかも」と思っていたそのドレスも、まだ蘇らせるチャンスがあります。
全国から宅配でのご依頼を受け付けておりますので、お困りの際はぜひ一度ご相談ください。

着物のカビを落とすプロの技|保管方法から染み抜きの実例まで徹底解説
長期間しまっていた着物をひさしぶりに出してみたら、カビ汚れが!…。
「もう着られないかも」「どうしてこんなことに」と、戸惑いや不安の声を多くいただきます。
実は、カビ汚れは染み抜きの中でも特に難易度の高いもののひとつ。
さらに、繊細な素材を使った着物に付着したカビは、生地を傷めずに落とすのが非常に困難です。
今回ご紹介するのは、まさにそんな状態で保管中にできたカビによる着物の汚れ落とし事例です。
カビの種類や素材の状態を見極め、丁寧な処置を重ねることで、再び安心して着られる状態にまで整えることができました。
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薄緑色の部分にシミがあります。

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裾の部分にも細かい汚れがあります。

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細かい汚れも数が多いと目立ってしまいますね。

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しかし、職人の技術で生地を傷めることなくきれいいにすることが出来ます。

作業後の画像です。職人の技術により、着物を傷めることなく、キレイに蘇らせることが出来ます。
保管中にカビを防ぐ方法
- 定期的な陰干し(虫干し)をする
年に一度〜数回、晴れた乾燥した日に着物を陰干ししましょう。
直射日光は避け、風通しの良い室内で2〜3時間程度広げて湿気を飛ばすのが理想的です。
2. 保管場所は湿気の少ない環境に
できれば桐の箪笥や桐箱を使用すると、調湿効果があり安心です。
押し入れに保管する場合は、すのこや除湿剤を活用し、直接床に置かない工夫をしましょう。
3. クリーニング後に収納する
汗や皮脂汚れが残ったまましまうと、カビの原因になります。
着用後は早めにクリーニングに出し、汚れを落としてから保管することが大切です。
4. 防虫剤・除湿剤の使い方に注意
防虫剤や除湿剤は直接着物に触れないようにし、説明書に従って適切な量を配置してください。異なる種類の防虫剤を併用すると、化学反応を起こすことがあるので避けましょう。
職人からの一言
正しい保管方法を心がけることで、大切な着物を次の世代まで美しいまま受け継ぐことができます。
もしすでにカビが発生してしまった場合でも、素材を見極めた専門的な染み抜きで対応可能です。着物のカビ汚れでお困りの方はぜひ当店へご相談下さい。

トレンチコートに10年前のシミ…古い汚れも丁寧に染み抜き・修復できます
季節の変わり目に活躍する、上品で実用的な「トレンチコート」。
長く大切に着てきた分、襟元の皮脂汚れや袖口の黒ずみ、雨ジミ、そしていつ付いたか分からない古いシミなど、徐々にダメージが目立ってくることも少なくありません。
今回ご紹介するのは、10年以上前に付いたと思われる原因不明の古い汚れが残ったトレンチコートの染み抜き依頼です。
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職人からの一言
常のクリーニングでは落とせず、「これ以上は無理」と断られてしまったケースでしたが、当店では素材やシミの状態を丁寧に見極めた上で、できる限り自然な仕上がりに修復いたしました。
生地への負担を最小限に抑えながら、美しさと着心地を取り戻す――。
そんな職人の手仕事によって、お気に入りの一着を再び着られるようにすることが私たちの役目です。
「長年しまったままのトレンチコートに、なぜか黄ばみが…」
「もう落ちないと諦めていた」
そんな方こそ、どうぞ一度ご相談ください。
全国からの宅配によるご依頼を承っております。

ロエベのスエードバッグにボールペンのインク汚れ|職人の技で自然に染み抜き修復
ロエベのバッグは、そのデザイン性と上質な素材感で、多くの方に長く愛され続けています。
なかでもスエード素材のバッグは、柔らかな風合いと高級感が魅力ですが、実は非常にデリケートで修正が難しい素材でもあります。
今回ご依頼いただいたのは、そんなロエベのスエードバッグにボールペンでついてしまったインク汚れ。そして長年使用したことによる劣化の修正の依頼です。
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作業前です。スエード生地にボールペンによるインク汚れが付いています。せっかくの高級ランドのバックが台無しですね。
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ボールペンのインク汚れをきれいに落とすことが出来ます。
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スエード生地の四隅は長年の使用により、黒ズミ汚れが発生し易いです。今回のご依頼のバッグも底の四隅が黒ずんでいました。
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生地を傷めることなくきれいに落とすことが出来ました。
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バックの内側全体黒ずみやよごれがありました。
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職人からの一言
エードの性質を理解し、長年の経験を積んだ職人の手にかかれば、見た目を大きく損なわず修復することが可能です。
素材の質感を生かしながら、汚れをできる限り薄くし、最後は補色で自然な仕上がりに整えました。
スエード×ボールペン汚れという難しい組み合わせでも、まだ諦める必要はありません。
全国からのご依頼に対応しております。大切なバッグのことでお困りでしたら、ぜひ一度ご相談ください。
