スエードジャケットついたインク染抜抜き事例
襟の後ろ部分にインクがついています。
ボールペンのインクとは違うのでレシートのインクではないかと思います。
海外ブランドに使われてるスエードは大変デリケートな素材なので慎重に染み抜きさせて頂きました。
革ジャケットにボールペンインクが浸み出た染み抜き事例
レザージャケットの胸内ポケッに入れていたボールペンインクが漏れてレザージャケットの表側まで滲み出たボールペンインクの染み抜きです。
一般的な衣類でもインクの染み抜きは難しい染み抜きです。
レザージャケットの場合、この状態まで来ると染み抜きでは落とすことは出来ません。
インクの滲んだ部分の革のシワや光沢が亡くなっているのでご自分で何か洗剤で擦った形跡があります。
この場合は、レザージャケットと同じ色に革用顔料で色を調合し補色で仕上げます。
ボールペンのインクがついた白い革ジャケットの染み抜き事例
白いレザージャケット右下ポケット部分にボールペンのペン先が走った痕が数本あります。
写真以外でも左側にもボールペンのペン先がついたインクがありました。
レザージャケットの色が白なので黒いインクは目立ちます。
これらのインクは染み抜きで落とすことが出来ました。
スエードダウンベストについたボールペンインク染み抜き事例
革スエードダウンベストにボールペンの線が太くインクがシミ込んでいます。
海外高級ブランドの革スエードダウンベストなので失敗が許されない染み抜きになります。
インクの染み抜きはスエードの変化に気を付けて慎重に作業をします。
ボールペンインクは殆ど分からなくなりました。
スエードダウンジャケットについたボールペンの染み抜き事例
革スエードダウンジャケットの左胸部分にボールペンのインクが線状についています。
見た感じではボールペンのインクは少ないように見えますが、海外高級ブランドの上質な革製品は大変デリケートでボールペンのインクの染み抜きは神経を使う染み抜きになります。
ポスティーナスエードバックについたボールペン染み抜き事例
ポスティーナスエードバックにボールペンのペン先がついて線状についています。
ボールペンのインクを落とそうと溶剤を塗るとインクが溶けて広り酷くなる事例を何度も見て来ました。
溶剤による輪ジミやインクが広がらないように注意をしてインクの染み抜きをします。
ロエベ財布インク染み抜き色修正事例です
ロエベ財布インクをつけてしまいご自分でインクの染み抜きをした結果を写真を送って頂きまた。
左が送って頂きた写真です。
以前に財布の汚れが気になり「革バックや革財布のクリーニングの看板のあるクリーニング店」にお願いしたところ赤い色が薄くなって色が抜けた状態で戻されたそうです。
ご自分でインクの染み抜きを挑戦した結果が左の写真のようになってしまったようです。
ネットで当店を見つけて「もう一度キレイな赤い財布に戻して欲しい」とのご要望でした。
スエードバックについたボールペンインク染み抜き事例
エメラルドグリーンスエードバックにボールペンのインクが線状についています。
スエードの内部までインクが入り込んでいたために薄くインクが残ってしまいましたが殆ど気にならない程度までインクを落とせたと思います。
ボールペンのインクの染み抜きは簡単そうに見えますが、経験が豊富な染み抜き職人でも緊張します。
グッチバック内側のスエードについたボールペンの染み抜き事例
グッチトートバックの内側のスエードのボールペンのインクが大量についています。
ご依頼者からは「ご親族が仕事で毎日使っていたグッチバック譲り受けました。内側のインクを少しでも落として頂ければ嬉しいです。」の相談にようでした。
これまで経験のない量のボールペンのインクなのでどれくらい落とせるか分かりません。
スエードの質感を損ねないようギリギリまで攻めてボールペンのインクの除去に挑戦しました。
フルラスエード財布ボールペンインク染み抜き事例
フルラスエード財布にボールペンのインクが線状についています。
ボールペンのインクはお客様にもお伝えしていますがインク落としは溶かす薬剤でインクが消えてなくなる訳ではありません。
溶けて柔らかくなったインクをキレイに抜くのは染み抜きの中では難しい技術と思います。
THE ROW（ザ・ロウ）バック内側についたボールペンインク染み抜き事例
THE ROW（ザ・ロウ）のバック内側についたインクを1箇所ご自分で染み抜きをした跡があります。
染み抜き剤でインクがスエードの内部に入り込んで輪ジミになっています。
写真の外に手を加えていない長いインクの線が一本ありました。
beforeの写真は一度染み抜きをした後に撮った写真でお預かりした状態の時はもっとインクも輪ジミも濃い状態でした。