デニムの色抜けを自然に補修|部分染めでどこを直したかわからない仕上がりに

お気に入りのデニム、気づいたら一部だけ色が薄くなっていた…そんな経験はありませんか?
摩擦や洗濯、日光による退色でデニムの色抜けはどうしても起こってしまいます。
今回ご紹介するのは、そんな「色抜けデニム」を部分染めで自然に復元した事例です

before

 

after

 

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after

お預かりしたデニムは、右ポケット周辺の色だけが抜け、白っぽくなっていました。
部分的な退色は、市販の染料ではムラが出やすく、かえって不自然になることもあります。

当店では、生地の状態・元のインディゴの深みを正確に見極めながら、
一色ではなく数段階の染料を重ねて調整
結果、どこを染めたのか分からないほど自然な仕上がりになりました。

デニムの色は一見同じに見えても、光の反射や繊維の角度で微妙に違います。
その差を見極め、自然に仕上げるのが職人の腕の見せどころです。
どこを直したのか分からない仕上がりを目指しています。

職人からの一言

デニムは「味わい」が魅力のひとつですが、
「まだ履きたいのに色が抜けて気になる」という方も多いです。
そんな時は、プロの部分染め・色補正で解決できます。

擦れや部分退色をそのままにせず、早めにご相談いただければ、
風合いを損なわずに元の色味を取り戻せます。