今回は ELEZZA(エレッサ)のパンツにボールペンのインクが付着してしまったケース。
インク汚れは“時間が経つほど生地の奥へ染み込む”ため、家庭洗濯ではほぼ落とすことができない、シミ抜きの中でも難易度が高い汚れです。
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生地の風合い・質感も損なわず、自然な仕上がりに!
職人からの一言
インク汚れ、シミ、色移り、生地のトラブルなど
どんな汚れにも最適な方法をご提案いたします

お持ちの洋服のポケットにボールペンを入れたまま洗濯してしまった経験はありませんか?インクが広範囲に広がってしまい、洋服を処分するという洗濯をするという方もいるのではないでしょうか?このようなケースでは、通常の洗濯や一般的なシミ抜きでは対応が難しく、クリーニング店でも断られることが少なくありません。しかし、私たちはこの難題を解決し、お客様の大切な作業着を元の状態に戻すことができました。
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ボールペンのインクが、広範囲に付着してました。
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ボールペンのインク汚れは、特に油性インクの場合、家庭での対処が難しいことがあります。私たちは、これまで多くのインク汚れの除去に成功してきた実績があります。大切な衣類にインク汚れがついてしまった際は、ぜひ当店にご相談ください。専門的な技術と経験で、あなたの衣類を再び美しい状態に戻すお手伝いをいたします。
ロエベのバッグは、そのデザイン性と上質な素材感で、多くの方に長く愛され続けています。
なかでもスエード素材のバッグは、柔らかな風合いと高級感が魅力ですが、実は非常にデリケートで修正が難しい素材でもあります。
今回ご依頼いただいたのは、そんなロエベのスエードバッグにボールペンでついてしまったインク汚れ。そして長年使用したことによる劣化の修正の依頼です。
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作業前です。スエード生地にボールペンによるインク汚れが付いています。せっかくの高級ランドのバックが台無しですね。 
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ボールペンのインク汚れをきれいに落とすことが出来ます。 
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スエード生地の四隅は長年の使用により、黒ズミ汚れが発生し易いです。今回のご依頼のバッグも底の四隅が黒ずんでいました。
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生地を傷めることなくきれいに落とすことが出来ました。
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バックの内側全体黒ずみやよごれがありました。

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エードの性質を理解し、長年の経験を積んだ職人の手にかかれば、見た目を大きく損なわず修復することが可能です。
素材の質感を生かしながら、汚れをできる限り薄くし、最後は補色で自然な仕上がりに整えました。
スエード×ボールペン汚れという難しい組み合わせでも、まだ諦める必要はありません。
全国からのご依頼に対応しております。大切なバッグのことでお困りでしたら、ぜひ一度ご相談ください。

世界中の紳士を魅了する、英国発の高級服地ブランド「Dormeuil(ドーメル)」。
その上質な生地は、着心地・光沢・仕立て映え、すべてにおいて一級品です。
しかし、そんな特別な一着に限って、うっかりペンのインクが付いてしまう──というご相談が後を絶ちません。
今回ご依頼いただいたのは、Dormeuilのジャケットに付着したボールペンインクの染み抜き修復です。
繊細なウール地へのインク染みは、不用意な処置で繊維を傷めたり、かえってシミを広げてしまうリスクもあるため、専門的な知識と技術が求められます。
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。生地を傷めることなく、インクによるシミを落とすことが出来ます。
当店では、ブランドの特性・生地の状態を慎重に見極めながら、インクの除去と風合いの保全を両立する丁寧な作業で対応いたしました。
「もうダメかも…」と思う前に、どうぞ一度ご相談ください。
全国からのご依頼を承っております。

お気に入りのスエードトートバッグに、うっかりボールペンのインクが付いてしまった…そんな経験はありませんか?
特に明るいエメラルドグリーンのようなカラーは、インクのシミが目立ちやすく、使うたびに少しずつ手の汚れも気になります。
プロフィール
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web バック・財布染み抜き事例集
写真をご覧いただくと分かるように、スエードトートバッグにボールペンのインクが濃く付着しています。
スエードは柔らかく繊細な素材のため、一度インクが染み込むと簡単には落とせません。
スエードバックボールペン染抜きbefore


注意したいのは、衣類用の染み抜き剤を革製品に使うと、インクが溶けて広がってしまうこととスエードはデリケートで染み抜きで傷つきやすいことです。
衣類なら効果がある染み抜き剤でも、スエードに使用すると逆効果になり、黒いインクがにじんでさらに目立つ状態になってしまいます。
特に、ボールペンのインクは強く染み込む性質があるため、完全に取り除くには慎重な作業が必要です。
スエードバックボールペン染抜きafter


after、上写真を見ると、スエードの表面にインクの染み抜き作業によるわずかな跡が確認できます。
適切な染み抜き法と薬剤を使用しても、スエードは繊細な起毛素材のため、染み抜きを行うと部分的に毛足に傷や風合いが変わることがあります。
染み抜き作業では、まず濃く付着したインクを丁寧に除去しました。しかし、スエードは繊細な素材のため、一度に完全にインクを取り除くのは難しく慎重な作業が必要です。
残ったインクをさらに染み抜きで薄くし、わずかに残ったインクの跡を補色で修正しバッグの元の色合いに馴染むように仕上げています。
今回のクリーニングでは、ボールペンのインクだけでなく日常の使用による手の汚れもしっかりと落とし、バッグ全体が清潔で美しい状態に戻り長く愛用できるようになっています。
多くの人が、サインをしたりメモを取ったりするために、ボールペンをバッグやカバンに入れて持ち歩いています。
そんな身近なボールペンですが、うっかりインクがバッグについてしまったことはありませんか?
ボールペンのインクは、水で拭いたり洗濯したりしても簡単には落ちません。
衣類についてしまったインクですら落としにくいのに、スエードバッグについてしまうと、さらに落としにくくなってしまいます。
1.繊維が細かくインクが染み込みやすく、落とすとき広がりやすい
スエードは、柔らかく起毛した革で、細かい繊維が密集しています。そのため、インクが表面に留まらず、すぐに奥まで染み込んでしまいます。
一度染み込むと拭き取ることが難しい。
2.こすると毛並みが傷んでしまう
インクを落とそうとゴシゴシこすると、スエードの繊維が傷んで毛並みが乱れたり、変色してしまうことがあります。
普通の革のように色を塗って修復することも難しいため、慎重な対応が必要です。
そのため、スエードについたインクを落とすには、適切な方法で慎重に対処することが大切です。
写真をご覧いただくと分かるように、スエードバッグにボールペンのインクが線状についてしまっています。
一見すると細い線なので、インクの量は少ないように見えるかもしれませんが、インクが濃くなっている部分では、スエードの繊維の奥深くまで染み込んでいます。

before:スエード革バックに線状のボールペンインクが付着
染み抜き剤を付けてしまうとボールペンのインクが広がって更にスエード革の内部にまで入り込んで落とせなくなります。
ソフトガミや天然ゴムなどを使ってボールペンのインクを落としていきますが、高級ブランドの上質なスエード革は非常にデリケートなのでバックは傷がつかないように細心の注意が必要になります。

after:専門的な処理でスエードの風合いを保ちながらキレイに復元
スエードは表面が起毛していて繊維が細かいため、インクが付くとすぐに内部へと浸透してしまいます。そのため、ソフトガミや天然ゴムなどを使っても完全に落とすことができない場合があります。
また、無理にこすってしまうとスエード特有の毛並みが乱れたり、摩擦によって色が変わってしまうこともあります。
スエードの風合いを損なわずにインクを取り除くには、専門的な知識と技術が必要になります。

ザネラートスエードバックのインクがキレイに蘇りました
スエードのボールペン汚れでお困りの方は、適切な方法で対処することが重要です。大切なバッグをキレイに蘇らせたい方は、ぜひ専門のクリーニングをご検討ください。
お見積り無料!
宅配での染み抜きクリーニングも承ります。
お気軽にお電話、メールにてご相談ください。
お気に入りのスエード財布に、うっかりボールペンのインクがついてしまった…。
そんな経験はありませんか?スエード素材はデリケートで、インク汚れが染み込むと落としにくく、無理にこすると色落ちしてしまうことも。
今回は、スエード財布についたボールペンインクの落とし方と、色を美しく復元した事例をご紹介します。
多くの人がバッグの中にボールペンを入れていますが、気づかないうちにインクが漏れてしまうことがあります。
ボールペンには「ノック式」「キャップ式」「回転式」の3つのタイプがありますが、バッグの中でノック部分が押されたり、キャップが外れたりすると、インクがバッグの内側や財布、小物についてしまうことがあります。
「ボールペン汚れ対処法」や「ボールペンを落とし」などネットで紹介されていますが、革の知識も必要なので誰でもカンタンにボールペンのインクを落とせるわけではありません。
シミや色落ち革の毛羽立ち等が発生してよりバックや財布の状態を悪化させてしまう場合があります。
消しゴムやスエード用ブラシをおススメします
ボールペンのインクが革にしみ込んでいない軽い汚れなら、スエード専用の消しゴムやブラシで軽く擦ると、表面のインクが取れることがあります。
ただし、力を入れすぎると毛並みが傷むので注意してください。
レザークリーナーやアルコールでのボールペンの汚れ落としはおススメしません
市販の商品もボールペンのインク汚れ落としに効果的です。ですが、シミになったり色落ちや変色などのトラブルも多く、革の知識と染み抜き技術が必要です。
※スエードの場合は、レザークリーナーを使うとシミや色落ちや変色の原因になります。
ご依頼者様のお話
「スエード財布の汚れが気になり、以前クリーニングに出したところ、色が薄くなって戻ってきてしまいガッカリした…」という経験があったそうです。
そこで今回は、スエード財布についたボールペンのインクを自分で落とそうと「インク落とし」を購入し、染み抜きに挑戦。しかし、結果は写真のように…。

befoer:ロエベスエード財布インク染み抜き色復元
写真を見て頂ければ分かりますが、濃い輪ジミは市販の「インク落とし」がスエードの赤い色を溶かして濃い輪ジミになっています。
輪ジミの中に「くの字」に見える黒いシミがボールペンの細い線が「インク落とし」洗剤に溶け出して広がったインクのシミです。
ボールペンのインクは「インク落とし」などの染み抜き剤を使ってもインクが溶けるだけで一般的なシミのように落ちで消えることはありません。

after:ロエベスエード財布インク染み抜き色復元
スエードはとてもデリケートな素材で、インクを無理に落とそうとすると色が抜けたり、シミが広がったりしてしまうことがあります。
自己流の対処でかえって状態が悪化してしまうこともあるため、スエードのインク汚れは慎重に処理する必要があります。
状態を悪化させることもありますので取り消しがつかなくなる前に革の知識と技術のあるプロの店にお任せるのが安心です。
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宅配での染み抜きクリーニングも承ります。
お気軽にお電話、メールにてご相談ください。
まずは焦らずにインクの種類や衣服の素材を確認しましょう。
ご家庭でボールペンの汚れを染み抜きする場合は、洗濯表示が洗濯機が使えるもの、手洗いを推奨している衣類に限ります。
状況に応じて正しい対処法を見極めることが大切です。
慌てて濡らしたり擦ったりすると、逆に汚れが広がったり衣服が傷んだりする可能性があります。
1 ボールペンを一緒に洗濯したり、インクが服についたらまずやること
①ボールペンのインクの種類を把握しましょう。
②服の素材と洗濯表示を確認しましょう。
2ボールペンがついた服からからボールペンインクを落とす方法
③「油性インク」の染み抜きの場合
④「水性インク・ゲルインク」の染み抜きをする場合
⑤「フリクションインキ」の染み抜きをする場合
3 ボールペンインクの染み抜きはクリーニング店へ出すのが安心
①クリーニングに出した方が良い生地素材
②染み抜きをして難しいインクと分かったらプロにお任せする
1-①「ボールペンのインクはどれも一緒」ではありません。
実は、ボールペンのインクの種類は大きく分けて3種類、落とし方が全く異なります。
汚れをしっかり落とすためにもボールペンのインクの種類を把握しておきましょう。ついてしまったボールペン自体に油性・水性・フリクションと書いてあれば一目瞭然ですが、分からない場合はスーパーの袋やお菓子袋などのビニールに書いて確認できます。
ボールペンでビニールに書いて指で軽く擦っても消えなければそれは油性インク、ビニールに書いてもインクを弾いて書けないようであれば水性インクと考えてよいと思います。
フリクションインクは、ペン先の逆側に消しゴムがついているので分かります。(温度で消えるタイプです。)
1-②ボールペンがついた衣類の洗濯表示を確認
洗濯機が使えるもの、手洗いを推奨しているも衣類、アイロンの洗濯表示も確認してください。
インクの種類によってシミ抜きの方法や使用するアイテムが違うため、それぞれのインクに合った
正しい洗い方でシミ抜きをしましょう。
洗濯機が使えるものや手洗いを推奨の衣類でも素材によってダメージを与えてしまうこともあるの
注意が必要です。
自分でシミ抜きをするのが不安な方は、クリーニング店にシミ抜きをお願いしましょう。
革素材にインクがついた場合のシミ抜きははおすすめできません。
そもそも革素材は水に弱いため、誤った洗濯方法で洗うと変色や型崩れ・臭いの原因にもなります。
革製品専門のクリーニング店にお願いすることをおすすめします。
2-③「油性インク」のシミ抜きをする場合」
ボールペンのインクのなかでも油性インクは水を弾くため、普通に洗濯したり水で手洗いしたりす
だけでは落ちません。
用意するもの
アルコール類(エタノール・除光液・クレンジングオイル)
タオル(汚れても構わないもの)or キッチンペーパー
歯ブラシ
ボールペンの汚れがついた部分の裏にタオルを敷いてその上からに汚れ部分にアルコール類(エタノール・除光液・クレンジングオイル)しみ込ませたキッチンペーパーなどででポンポンと叩く作業を繰り返します。
タオルにシミが移ったらタオルのきれいな部分と入れ替え、軽く叩く作業を繰り返してインクのシミがタオルに移らなくなるまで続けましょう。
シミ抜きの際には表面を擦らずに叩いてタオルに汚れを移すようにするのがポイントです。
もしウールや絹に油性インクがしみ込んでしまったら、自宅で処理をせず、クリーニング店にお願いしましょう。
2-④「水性インク・ゲルインク」のシミ抜きをする場合」
ボールペンの汚れのなかでも、水性インクは比較的落としやすいです。
用意するもの
弱アルカリ性洗濯洗剤(台所用洗剤)
タオル(汚れても構わないもの)or キッチンペーパー
歯ブラシ
水性インクのシミ抜きをする際には、普段の洗濯によく使われる弱アルカリ性の洗濯洗剤、又は、台所用洗剤を使用しましょう。
タオルの上に衣類のシミ部分がタオルにあたるように置いて弱アルカリ性洗濯洗剤をシミに垂らすシミを歯ブラシなどでポンポンと叩きます。
タオルにシミが移ったらタオルのきれいな部分と入れ替え、軽く叩く作業を繰り返してインクのシミがタオルに移らなくなるまで続けましょう。
シミが抜けたら通常の洗濯を行う。
用意するもの
歯磨き粉
タオル(汚れても構わないもの)or キッチンペーパー
歯ブラシ
歯ブラシに歯磨き粉をつけて、シミが薄くなるまで叩くのではなく擦ります。
通常のシミ抜きでは擦ることはしませんが、ゲルは不溶性のシミなので例外として歯ブラシで擦りますが、デリケートな衣類は生地が傷むので細心の注意が必要です。(無理は禁物です。)
2-⑤「フリクションインキ」の場合
用意するもの
アイロンかドライヤー
タオル or 軍手
フリクションインキは、書いた部分をラバーでこすると消えますが、これは温度差を利用したもの。
摩擦熱で消えるフリクションインキの仕組みを応用し、アイロンやドライヤーで熱を与え、インクを消すことができます。
インクの部分にアイロンやドライヤーを当てインクが抜けていくのを確認しながら何度も同じ箇所に熱を与えます。
アイロンを使う場合は洗濯表示を参考にしてアイロンの温度を調整します。
インクが抜けたら通常の洗濯を行う。
ボールペンと一緒に洗濯をした場合、インクのシミが小さく見えなくても実際は大量にしみ込んでいる場合があります。
今回は、除光液とクレンジングオイルを使い、インクが広がらないようにキッチンペーパーで何回も吸い取りながらキッチンペーパーにインクが移らなくなるまで作業を続けてます。
ボールペンと一緒に洗濯をした油性インクの染み抜きのコツ
最初は、除光液やクレンジングオイルでインクが広がらないようにインクの汚れより少し小さめに垂らし、キッチンペーパーで両面から押えます。
除光液やクレンジングオイルつけて擦るとインクが広がり、逆にインク汚れを悪化させてしまいます。
キッチンペーパーに移るインクの量を見ながら徐々に除光液やクレンジングオイルをつける量を増やしていきます。
その際もインク汚れをキッチンペーパーのキレイな場所に移動させながらキッチンペーパーにインク汚れが移らなくなるまで何回も繰り返します。
最後に残ったインクは、除光液やクレンジングオイルをつけて指でつまんでもみ洗いして落としています。
インクがついて間もないものでしたが、キレイに落とすまでかなりの時間を要しました。

自宅でシミ抜きができるのは「水洗い・アイロン可能の洗い表示」の衣類だけです。
水洗い・アイロン可能な衣類でもデリケートな素材が多く自分でシミ抜きできる衣類は限られます。
ボールペンが服についたり、一緒に洗濯してしまっても慌てずきちんと対処してください。
大切な衣服を守るためにも無理に自分で落とそうとせず、クリーニング店に出しましょう。




技術が必要なシミ抜きだからこそ、実績と経験があるクリーニング店にお願いしたいですね。
お見積りは無料です。
さらに、万が一シミが落ちなかった場合は、シミ抜き料金が発生しないので、気軽に依頼しやすいと
いうメリットもあります。
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