着物に溢した赤ワインの染み抜き
大切な着物に赤ワインをこぼしてしまった…。 そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか?
大切な着物に赤ワインをこぼしてしまったら、焦ってしまいますよね。
特にシルクや天然繊維の着物は、ワインの色素が染み込みやすく、時間が経つと落としにくくなります。
着物や高級布製品についた赤ワインのシミは要注意!
1.赤ワインのシミが落ちにくい理由
① 色素(アントシアニン)が繊維に定着する
赤ワインの色は、ブドウに含まれるアントシアニンという色素によるものです。
アントシアニンは水溶性で酸性・アルカリ性に影響されやすく、時間が経つと繊維に深く染み込んでしまうため、放置すると落としにくくなります。
② タンニンが繊維と結びつく
赤ワインにはタンニン(渋み成分)が多く含まれており、これが繊維と結合するとシミが定着しやすくなるのが特徴です。特に天然繊維(綿・絹・麻・ウールなど)はタンニンと結びつきやすいため、着物や高級布製品についた赤ワインのシミは要注意です。
着物に溢した赤ワインの染み抜き事例
ご相談いただいたのは、赤ワインをこぼしてから数日が経過し、乾いてワインの外側から黒っぽく変色が始まった着物のシミ抜き事例です。
お写真の部分以外にも、お尻部分や裏地にも大量の赤ワインが染み込んでいました。

befoer赤ワイン染み抜き

after赤ワイン染み抜き

befoer赤ワイン染み抜き

afterワイン染み抜き
2. シミ抜きを難しくする要因
① 色素(アントシアニン)が繊維に定着する
赤ワインの色は、ブドウに含まれるアントシアニンという色素によるものです。アントシアニンは水溶性で酸性・アルカリ性に影響されやすく、時間が経つと繊維に深く染み込んでしまうため、放置すると落としにくくなります。
② タンニンが繊維と結びつく
赤ワインにはタンニン(渋み成分)が多く含まれており、これが繊維と結合するとシミが定着しやすくなるのが特徴です。特に天然繊維(綿・絹・麻・ウールなど)はタンニンと結びつきやすいため、着物や高級布製品についた赤ワインのシミは要注意です。
③熱でシミが固定される
赤ワインのシミはとても頑固で、着物やシルクは普通に洗っただけでは落ちません。
時間が経つほど色素が繊維に浸透してさらに落としにくくなります。
着物やシルクは専門業者に相談のが一番
赤ワインのシミはとても頑固で、着物やシルクは普通に洗っただけでは落ちません。
時間が経つほど色素が繊維に浸透してさらに落としにくくなります。
生地の種類によっては色落ちや変色のリスクもあります。
「赤ワインのシミをクリーニング店で断れたり落とせなかった・・・」そんな衣類についた赤ワインのシミでお困りの方を豊富な染み抜き技術と衣類を知り尽くしたクリーニング経験で解決します。
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