着物のカビを落とすプロの技|保管方法から染み抜きの実例まで徹底解説

 作業後の画像です。職人の技術により、着物を傷めることなく、キレイに蘇らせることが出来ます。

 

  1. 定期的な陰干し(虫干し)をする

3. クリーニング後に収納する

汗や皮脂汚れが残ったまましまうと、カビの原因になります。
着用後は早めにクリーニングに出し、汚れを落としてから保管することが大切です。

4. 防虫剤・除湿剤の使い方に注意

防虫剤や除湿剤は直接着物に触れないようにし、説明書に従って適切な量を配置してください。異なる種類の防虫剤を併用すると、化学反応を起こすことがあるので避けましょう。

職人からの一言

正しい保管方法を心がけることで、大切な着物を次の世代まで美しいまま受け継ぐことができます。
もしすでにカビが発生してしまった場合でも、素材を見極めた専門的な染み抜きで対応可能です。着物のカビ汚れでお困りの方はぜひ当店へご相談下さい。

 

 

トレンチコートに10年前のシミ…古い汚れも丁寧に染み抜き・修復できます

季節の変わり目に活躍する、上品で実用的な「トレンチコート」。
長く大切に着てきた分、襟元の皮脂汚れや袖口の黒ずみ、雨ジミ、そしていつ付いたか分からない古いシミなど、徐々にダメージが目立ってくることも少なくありません。

今回ご紹介するのは、10年以上前に付いたと思われる原因不明の古い汚れが残ったトレンチコートの染み抜き依頼です。

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職人からの一言

常のクリーニングでは落とせず、「これ以上は無理」と断られてしまったケースでしたが、当店では素材やシミの状態を丁寧に見極めた上で、できる限り自然な仕上がりに修復いたしました。

生地への負担を最小限に抑えながら、美しさと着心地を取り戻す――。
そんな職人の手仕事によって、お気に入りの一着を再び着られるようにすることが私たちの役目です。

「長年しまったままのトレンチコートに、なぜか黄ばみが…」
「もう落ちないと諦めていた」
そんな方こそ、どうぞ一度ご相談ください。
全国からの宅配によるご依頼を承っております。