お気に入りのHAKAスニーカーに…デニムの色移りが発生!

 

今回の依頼は人気の「HAKA(ハカ)」のスニーカー。
そんな白系のHAKAスニーカーにジーンズのインディゴ染料が色移りしてしまった事例です。
デニムのインディゴ染料は非常に頑固で、自己処理では逆に悪化するケースも少なくありません。

 

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つま先から踵まで、デニムの色移りが目立ちます。

 

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靴先のゴム素材(クリーム色のラバー部分)も、染料が染み込むと落としにくい素材のひとつです。
完全に元通りの白さに戻すことは困難なケースもありますが、今職人の手作業により、風合いを保ちつつ、期待に応えられる仕上がりへと回復することができました。

 

 

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スエード素材が使われており、これが色移りの除去をより難しくしています。

 

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生地を傷めることなく、デニム汚れを落とすことができました。

職人からの一言

スニーカーに起きたデニムの色移りは、素材によっては完全に元通りの白さに戻すことが難しいケースもあります。
しかし当店では、無理に漂白するのではなく、素材の風合いや色味を見極めながら、自然な仕上がりを大切にしています。

特にスエードやゴムのような繊細な素材は、部分ごとに処置方法を変え、全体のバランスが取れるように丁寧に作業いたします。
見た目も履き心地も「また履きたい」と思えるような仕上がりを目指しています。

「もうダメかもしれない…」と思ったそのスニーカーも、職人の手で再びよみがえるかもしれません。
まずは写真を添えて、お気軽にご相談ください。全国どこからでも宅配でのご依頼を承っております。