着物にこぼした赤ワインのシミ抜き事例

着物に溢した赤ワインの染み抜き

大切な着物に赤ワインをこぼしてしまった…。 そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか?

ワインのシミはとても頑固で、普通に洗っただけでは落ちません。時間が経つと黄ばんでしまい、さらに落としにくくなります。「クリーニング店で断れたシミや落とせなかったシミ」そんな衣類のシミでお困りの方を豊富な染み抜き技術と衣類を知り尽くしたクリーニング経験で解決します。

 

着物にこぼしてしまった赤ワインの染み抜き事例です

ご相談いただいたのは、赤ワインをこぼしてから数日が経過し、乾いて黒っぽく変色してしまった着物のシミ抜き事例です。お写真の部分以外にも、お尻部分や裏地にも大量の赤ワインが染み込んでいました。

 赤ワイン染み抜き作業前

     

     

赤ワインはこぼして直ぐだと簡単に落とせると思われている人もいるようですが着物の場合はそう簡単な染み抜きではありません。ワインが少しでも残っていると後で変色することもあるのでワインをしっかり落としすことが大事です。

赤ワイン染み抜き作業後

     

     

赤ワインをこぼしたら、焦っておしぼりやティッシュで拭き取る方もいますが、実はこれは逆効果!「自宅で簡単にシミ抜きできる方法」や「便利グッズ」もありますが、すべての生地に適しているわけではありません。着物はもちろんですが、デリケートな生地や水で色が出るような洋服はクリーニングのプロに任せましょう!

染み抜き職人の一言

お客様からの感動と感謝の言葉を頂き、赤ワインの量で大変な染み抜きになりましたが仕事の達成感と安堵の気持ちでおります。

お見積り無料!
宅配での染み抜きクリーニングも承ります。
お気軽にお電話、メールにてご相談ください。

クリーニングに出したのに、浴衣に黄色いシミが…

浴衣に黄色いシミが

コロナウイルス自粛の3年間は夏の各種イベントも無くなり浴衣を着る機会もない状態でした。
外出規制の緩和で夏祭りや花火大会など多くの人が出かけられるようになりました。
夏祭りや花火大会と言えば浴衣を着た人を多く見かけます。

3年間着る機会が無かった浴衣に黄色いシミが

地元のクリーニング店に染み抜きをお願いしても落ちてなかった浴衣の黄変ジミ!

「シーズンの終わりに毎年クリーニングに出してしまっているのですが、この夏着ようとしたら黄色いシミが付いていました。」
お話を伺うと3年前にクリーニングに出してコロナウイルス自粛期間中の3年間はしまったままの切れていない襟周りの汚れや食べ物の汚れが3年の間に酸化して黄色いシミになって出てきたシミと思います。

ドライクリーニングでは汗や皮脂汚れ、飲み物の汚れは落とせません

お客様が出されたクリーニング店ではドライクリーニングの処理で水溶性の汚れには対処していなように思えます。今回の浴衣は絞りが施された浴衣なので水に入れると絞りのシワが消える可能性もあります。なので、ドライクリーニングだけの処理と思われます。

その結果、写真は乗せておりませんが襟周りの黄変ジミも含めて汗や皮脂、食べ物の汚れが
落ちずに3年間の保管中に酸化して黄色いシミとなって出てきたシミです。

染み抜き before                                                              

染み抜き after

               

染み抜き before
 

染み抜き after                    

 浴衣の古い黄変ジミは落とせます。

このシミの状態では着れないとクリーニング店に染み抜き依頼をしましたが、シミは落ちて来ませんでした。「染み抜きのプロが染み抜きをしましたが落ちませんでした」のタグがそのまま付いていました。ご依頼者がクリーニング店に問い合わせると「これ以上の染み抜きは地色が抜けてしまいます。」「生地が傷む可能性があります」との答えられたそうです。ネットで「染み抜き職人の店」、当店に辿り着き色々と話を伺い宅配で送って頂いた次第です。

仕上がった浴衣を手にしてスッキリ、サラサラの仕上がりに依頼者からは大変喜んで頂き、
「また気持ち良く夏祭り着られる」と感謝の言葉も頂きました。

直接、肌に触れる浴衣は水洗いでスッキリ気持ち良く着たいですね!

長年の染み抜きの経験と実績で他店で落とせなかったり断られたシミもお気軽にご相談下
さい。

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お気軽にお電話、メールにてご相談ください。

赤ワイン染み抜き方法

染み抜きのプロが教える簡単、自宅で「酸素系漂白剤」を使ったワインのシミ抜きをする方法

赤ワインの染みを落とす方法として、多く用いられているのが「酸素系漂白剤」での染み抜きです。
市販されている酸素系漂白剤の主成分は「過炭酸ナトリウム」というものですが、アルカリの力に酸化力が付加されています。

 

 赤ワインが服についたときの染み抜き方法

  • ワインがついた服の素材と洗濯表示を確認
  • 酸素系漂白剤を使ったシミ抜きの仕方
  • ワイン染み抜きの際の注意点
  • 赤ワインの染み抜きはクリーニング店に出すのが安心

 

〈ワインがついた衣類の洗濯表示を確認〉

必ず、洗濯取り扱い絵表示を確認してください。
洗濯機が使えるもの、手洗いを推奨しているも衣類、洗濯水の温度表示も確認してください。
洗濯機が使えるもの、手洗いを推奨の衣類でも素材によってダメージを与えてしまうこともあるので注意が必要です。

 

〈酸素系漂白剤を使ったシミ抜きの仕方〉

 赤ワインがシミになってあまり時間が経過していない場合
赤ワインのシミ部分を軽くもみ洗いしておく40~50℃程度のお湯に酸素系漂白剤を入れ10分ほど衣類をつけ置きする。
赤ワインの色が消えたら中性洗剤でいつもの通り洗濯をしてください。

 赤ワインがシミになって数日時間が経過した場合
何日か経過すると時間が経った赤ワインは酸化してしまい、簡単に落とせなくなります。
中性洗剤で何度がすすぎ洗いをしてから、酸素系漂白剤でつけ置きをしてみてください。
赤ワインのシミが消えたらいつもの通り洗濯をしてください。

 

〈食器用洗剤使ったシミ抜きの仕方〉

台所洗剤の多くには「界面活性剤」が入っています。界面活性剤は生地への浸透性が高く、繊維の奥に入り込んで汚れを落とすのに効果的です。
シミの部分を濡らして次に、シミの表面にタオルを置き、シミの裏側に弱アルカリ性の食器用洗剤を直接付け、歯ブラシで叩きます。
シミをタオルに押し出すように歯ブラシで優しく叩くことで、シミが取れる場合があります。
シミが取れたらぬるま湯ですすぎ洗いをします。
もし完全にシミが取れていない場合は、酸素系漂白剤などでしっかりとシミ抜きをするようにしてください。
洗濯表示を必ず確認する(水洗い×の衣類は染み抜きのプロに任せましょう。)

 

〈ワイン染み抜きの際の注意点〉

無理矢理擦ったり、高温過ぎる熱湯を使うと生地が傷むので注意してください。
金属の装飾品がついた服は金属が腐食するので避けてください。
「塩素系漂白剤」は漂白力が強いため、柄物やデリケートな素材には使えません。

 

〈赤ワインの染み抜きはクリーニング店に出すのが安心〉

クリーニングに出さないといけないような衣類は、触らずクリーニング店に持って行くことをお勧めします。
焦って手を施したためにデリケートな素材は致命傷になってしまう場合もあります。
出先で応急処置をする場合は、ご家庭で洗濯できる衣類のみにしてください。

 

染み抜きのプロならではの豊富な専門知識と高い技術力で染み抜きについてのこだわりあや多くの染み抜き事例をホームページに掲載していますのでチェックしてみてください。

 

    浴衣に溢した赤ワインの染み抜き事例

 

赤ワインはついた衣類の洗濯表示が水に入れても大丈夫な衣類は説明し通り比較的簡単に落とせる衣類もあります。
浴衣でも洗濯表示が水洗い×のものが多く、洗うと浴衣の型が崩れたり色が出てしまうものもあります。
一旦、色が出てしまうと復元が難しくなりり高額な料金になってしまいます。
最悪、元に戻らなくなる場合がありますのでクリーニング店で洗うことをお勧めします。

 

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